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【食虫植物】兵庫県立フラワーセンターに行ってきた!

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こんにちは!いがぐりボーイです!

先日、食虫植物栽培家の聖地「兵庫県立フラワーセンター」に行ってきました。

国内で食虫植物を見れる場所と言えば、真っ先に名前が挙がる食虫植物の聖地。

それが兵庫県立フラワーセンターです。

しかし、行きたくても遠くてなかなか足を運べないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そんな方に向けて、フラワーセンターに行ってきた感想を大量の写真ともにお伝えできればと思います。

ぜひこの記事を読んで実際に行ってみてください!

いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

ちなみに私は片道5時間かけて行ってきました!

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兵庫県立フラワーセンターとは?

基本情報

  • 所在地:兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1
  • 営業時間:午前9時~午後5時(入園は午後4時まで)
  • 定休日:毎週水曜日(水曜日が祝日の場合は翌日)※12月28日~1月3日但し、チューリップまつり、菊花展覧会開催中は無休
  • HP:https://flowercenter.jp/
  • Xアカウント:https://x.com/Flower_fu

行くならバスか車で!

住所は「兵庫県加西市豊倉町飯森1282-1」

駅からは少し遠い場所にありますが、近隣の駅からバスも出ています。

いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

私はカーシェアを使用して行ってきました!

食虫植物の展示規模が圧倒的

兵庫県立フラワーセンターが食虫植物ファンの間で“聖地”と呼ばれる理由は、展示規模の圧倒的な大きさと種類の豊富さにあります。
国内の植物園の中でも、これほどまでに食虫植物の展示に力を入れている場所は珍しく、普段なかなか目にすることができない食虫植物を見ることができます。

圧倒的物量のサラセニア畑
いがぐりボーイ
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「日本で食虫植物を見るなら、まずはココ!」といった場所です。

ウツボカズラの大きさでギネス記録に認定

令和4年8月20日(土)、兵庫県立フラワーセンターが栽培するウツボカズラ「ネペンテス・トランカータ」が、世界最長の捕虫袋として世界記録に認定されました。

公式認定された記録は55.5㎝で、更新前の記録(43㎝)を12.5㎝も上回る圧倒的大きさです。

捕虫用のはく製
いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

成人男性の腕が入りそうな大きさでした。

食虫植物を見るなら冬以外がおすすめ!

屋外で越冬するサラセニア・ハエトリソウは冬場は休眠してしまいます。

元気に葉を展開する姿を見るなら、春~秋に行くのがオススメです!

休眠中のハエトリソウ。中心部を残して枯れます。
休眠中のサラセニア。バルブ(茎)を残して枯れます。
いがぐりボーイ
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ウツボカズラなら温室内で栽培されているので、いつでも楽しめます!

食虫植物は入り口からすぐの大温室に展示

園内マップと食虫植物の展示場所

園内はとても広く、一日楽しめるボリューム感です。

その中で食虫植物が展示されているのは入り口からすぐのところにある大温室です。

食虫植物以外も見どころたくさん

もちろん食虫植物以外もたくさんの植物が展示されており、見どころはたくさんです。

いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

豊かな自然に囲まれて散歩するだけでも楽しめます!

見ごろを迎えたダリア

いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

私が行ったとき(10月下旬)はダリアが見ごろを迎えていました!

展示されている食虫植物

ここからは実際に展示されていた食虫植物の紹介をしていきます。

ウツボカズラ(ネペンテス)

兵庫県立フラワーセンターには貴重なウツボカズラが二部屋に分かれて多数展示されています。

温室①

この左側はほぼウツボカズラです。
Nepenthes ampullaria(ネペンテス アンプラリア)

私の中でフラワーセンターと言えば、このアンプラリア。

バリエーション豊かなアンプラリアが所狭しと展示されています。

アンプラリアは地上部に”グラウンドピッチャー”と呼ばれる壺を敷き詰める性質を持っています。

各々の栽培家がグラウンドピッチャーを作るために悪戦苦闘する中、フラワーセンターのアンプラリアは異次元のボリュームです。

さらに貴重な”空中コロニー”

この圧倒的ボリューム・・・

アンプラリアを育てているのであれば、一度は見るべき光景です。

Nepenthes truncata(ネペンテス トランカータ)

トランカータは”世界最大の捕虫袋を持つウツボカズラ”で、ギネスに登録されたのもこの種類です。

トランカータの壺。大きすぎてうまく写真で伝わらない。
その他にも貴重なウツボカズラが多数展示

他にもここでしか見れないウツボカズラが多数展示されており、見ごたえたっぷりです。

いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

多すぎて説明しきれないので、写真でお伝え!

いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

撮影に夢中でiPhoneが熱を持ちすぎたため、一時退却しました。

温室②

先ほどの温室を抜けると、もう一つ温室があります。

そこはウツボカズラが生い茂る、まるで自生地のジャングルのような展示がされています。

もはやジャングル
いがぐりボーイ
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冬場でも高温多湿に管理されていることもあり、本当にジャングルを歩いている気分になります!

Nepenthes albomarginata(ネペンテス アルボマルギナータ)
襟の下にある白いラインが特徴的。

襟の下にある白いラインが特徴的なアルボマルギナータ。

通路の横からピッチャーをぶら下げていました。

その他のウツボカズラ

温室内には他にもたくさんのウツボカズラが展示されておりますが、株が大きすぎてラベルが見つかりませんでした笑

どこから生えてるか分からない圧倒的ボリューム。

なので、ここからは写真で魅力をお届けします!

いがぐりボーイ
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どのウツボカズラも見ごたえたっぷりです!

サラセニア

兵庫県立フラワーセンターはウツボカズラと同じく、サラセニアの展示にも力を入れている植物園です。

サラセニアは魅力的な交配種が多数出回っていますが、兵庫県立フラワーセンターで作出されたものもたくさんあります。

フラワーセンターで作出された「S.紅アゲハ」

サラセニアは屋外に展示

サラセニアは年中屋外で栽培する植物なので、屋外に展示されています。

いがぐりボーイ
いがぐりボーイ

ちょうど温室と温室を結ぶ外廊下から行けるので見逃さないようにしましょう!

直射日光がガンガン当たる理想的環境。
多種多様なサラセニアを展示

サラセニアは様々な交配種が存在しています。

フラワーセンターでは原種・交配種ともに多数展示されています。

ハエトリソウ

伝統的な品種を中心に展示

続いてはハエトリソウ。

ハエトリソウは奇抜な形をした変異種も多数存在していますが、フラワーセンターでは伝統的な品種を中心に展示しています。

いがぐりボーイ
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「実物のハエトリソウを見てみたい!」という方にはぴったりです!

展示場所は屋外と屋内の両方

ハエトリソウも基本的に屋外で栽培する植物ですが、フラワーセンターでは温室内と屋外の両方に展示されていました。

屋内

「これぞハエトリソウ」といった造形。

いがぐりボーイ
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すごく生き生きしていて、色合いもいいですね!

屋外

屋外の方が強い光に当たってるためか、少し赤みかかっています。

いがぐりボーイ
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私が行った10月下旬は、これから休眠に入る時期でした。

モウセンゴケ

サラセニアやウツボカズラに比べると規模は小さいですが、モウセンゴケもしっかり展示されています。

いがぐりボーイ
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モウセンゴケも屋外と屋内でそれぞれ展示されていました。

屋外

サラセニアと同じ場所に展示されています。

D.filiformis(イトバモウセンゴケ)
日当たりが最高なので、真っ赤に色づいています。

屋内

ウツボカズラの横、ハエトリソウと並んで展示されています。

いがぐりボーイ
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ホームセンターで見かけるものから、なかなか見かけないものまで展示されています!

Drosera hamiltonii(ハミルトニー)
ホームセンターでおなじみの種類。この「葉の重なり」がなかなか作れない・・・
Drosera neocaledonica(ネオカレドニカ)
なかなか見ることが少ない種類。(欲しい・・・)
Drosera aliciae(アリキアエ)
ホームセンターで見かける種類。(昨年枯らしました・・・)
Drosera slackii(スラッキー)
こちらもなかなか見かけない種類。

その他の食虫植物

上記以外にも多数の食虫植物が展示されています。

まさに「食虫木」ロリズラ デンタータ。
ムシトリスミレの寄せ植え。
ムジナモの睡蓮鉢。

まとめ

今回は食虫植物栽培家の聖地「兵庫県立フラワーセンター」のレポートを書かせていただきました。

食虫植物は展示されている植物園も限られており、見たくてもなかなか見れないことも多いかと思います。

フラワーセンターは食虫植物の展示において間違いなく日本一の植物園です。

食虫植物を育てている方もそうでない方も、たくさんの学びがある場所だと思います!

食虫植物に興味のある方はぜひ一度行ってみてください!

以上、いがぐりボーイでした。

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ABOUT ME
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食虫植物を育てて5年の会社員です。 休日は植え替えや園芸店巡りをして楽しんでいます。 お気に入りは ネペンテス・アンプラリア。 初心者にもわかりやすい育て方を発信しています。
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