【栽培方法】D.binata(ドロセラ ビナータ)


皆さんこんにちは!
食虫植物大好き人間「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けに食虫植物の栽培について紹介していきます!
最近は暖かい日が増え、急に夏が近づいてきたように感じます!
そして夏と言えば、園芸店やホームセンターで食虫植物が販売される季節ですね!

私の周りはまだですが、すでに食虫植物の販売が始まってる地域もあるようです!
この夏に園芸店やホームセンターで食虫植物を見かけて興味を持たれる方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回はこれから食虫植物を栽培する方におすすめの食虫植物「D.binata(ドロセラ ビナータ)」を紹介します!
この記事は
そんな方に向けた記事です。
D.binata(ドロセラ ビナータ)とは
自生地
オーストラリアやニュージーランドに自生しています。
特徴
葉
和名で「サスマタモウセンゴケ」と名付けられているように葉が二股に分かれているのが大きな特徴です。
葉の先端からは他のモウセンゴケと同じく無数の毛が生えており、粘着性のある粘液が分泌されています。


この粘液で虫を捕らえて少しずつ栄養として吸収していきます。
また、葉の先が四つに分かれた「D.binata var.dichotoma(ヨツマタモウセンゴケ)」や八つ以上に分かれた「D.binata var.multifida(ヤツマタモウセンゴケ)」が存在しています。

根
太くしっかりとした根が生えています。


アデラエよりもごわごわした硬めの根です。
育て方
季節のごとの管理
夏場の管理
食虫植物とはいえ、基本的には光合成で生きています。
そのため、真夏も屋外の日当たりの良い場所で栽培しましょう。

冬場の管理
冬は休眠状態となります。
地上部分は枯れ、ぱっと見では死んだように見えますが、根っこは生きています。
休眠中も「置き場所を変えないこと」と「水を切らさないこと」を忘れずに管理をすれば、春に再び成長を開始します。

冬も温める必要がないため、特別な設備は必要ありません!


どう見ても枯れたようにしか見えませんが、根っこはしっかり生きています!

用土
他の食虫植物と同様に水苔での栽培がオススメです。
鉢の4分の1から5分の1程度まで鉢底石を敷き、その上に水苔で植え込みましょう。
ホームセンターや園芸店で購入すると黒っぽい土(ピートモス)に埋まっていることが多いかと思います。
長く育てることを考えると、購入後はすぐに水苔に植え替えることをオススメします。


休眠中の冬の間に植え替えるのがオススメです!
水やり
受け皿に水を貯め、鉢底から給水させる「腰水」がオススメです。
なお、あまり深すぎる腰水は根腐れ等のリスクがあるので注意しましょう


鉢底石だけが水に浸るくらいの腰水を意識しましょう。
殖やし方
ビナータは「根ふせ」でとても簡単に殖やすことが可能です。

根がしっかりと発達するので、植え替えの際に根を5cm程度に切って水苔に浅く植え込みます。
しばらくすると、切った根っこから新芽が伸びてきます。
まとめ
今回は初心者にオススメの食虫植物「D.binata(ドロセラ ビナータ)」を紹介しました。
ホームセンターや園芸店で販売されているモウセンゴケは比較的育てやすい種類のものが多いです。
その中でもビナータは年中屋外で栽培できるため、初めての食虫植物を栽培される方でも簡単に育てられるかと思います!

また、食虫植物を販売しているお店ではまず間違いなく取り扱っているため、目にする機会も多いと思います。
この夏、ぜひみなさんも栽培にチャレンジしてみてください。
以上、いがぐりボーイでした。