【栽培記録】N. ceciliae(セシリアエ)


皆さんこんにちは!
食虫植物大好き社会人「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
先日池袋サンシャインで開催された「サンシャインシティ世界のらん展2024」。
私も初日に行ってきました。

オープン前から長蛇の列を作っており、開始直後は通勤ラッシュの中で買い物をするような具合でした。

マイナーに思われがちな食虫植物ですが、イベントとなると大勢が押し寄せます。
人ごみに揉まれながら私もいくつか購入しました。
その中で今回紹介するのがこちら

ウツボカズラのN. ceciliae(セシリアエ)です!
どんなウツボカズラか全く分かりませんでしたが、赤黒い草体に惹かれて購入しました!

どうやらこのネペンテス、ホームセンターでおなじみの「N.alata(アラタ)」の近縁種とのこと。
今回は私が調べた限りのセシリアエの情報と私の現状の栽培環境をお伝えします。
- 2011年に発見された新しい種
- 「N.alata(アラタ)」の近縁種
- フィリピンのミンダナオ島の海抜1,500~1,880mの場所に自生

基本的なウツボカズラの育て方を確認されたい方はこちら!
N. ceciliae(セシリアエ)とは
2011年に発見された新しい種
2011年8月に発表された比較的新しい種のネペンテスです。
園芸店やホームセンターでは見たことはありませんが、今回のようなイベントやネット上では販売されてるようです。
「N.alata(アラタ)」の近縁種
ホームセンターや園芸店でおなじみの「N.alata(アラタ)」の近縁種とのこと。

アラタは初心者にもオススメの育てやすく、広く普及した種です。
言われてみると、袋にヒレがあるところなど共通点はありますね。


アラタと同じで育てやすいと良いのですが・・・
フィリピンのミンダナオ島の海抜1,500~1,880mの場所に自生

自生している場所は標高1,500m以上となるため、高地性のネペンテスとなります。
近縁種のアラタは標高800~1,500mの地域に自生していることを考えると、アラタよりも涼しい環境で管理する方が無難に思えます。
私の栽培環境
栽培設備
自生地を見る限り高地性ネペンテスとなりますので冷涼多湿の環境が望ましいかと思います。
しかし、残念ながら我が家には温室が一つしかないため、冬場は低地性ネペンテスと一緒に管理しています。
- 日中温度:20度
- 夜間温度:27度
- 湿度:60%以上


使用している園芸用ヒーターはこちら!
用土
購入時には鹿沼土を含んだ砂利系の用土で植え付けられていたのでそのまま管理しています。
水苔でも問題なさそうですが、蒸れの対策として通気は意識した方がよさそうです。


表面にヤシガラを敷く方法はこちらの書籍を参考にしました。
まとめ
今回はイベントで入手した「N. ceciliae(セシリアエ)」を紹介しました。

実は初めての高地性ネペンテスの栽培なので、少し緊張しています。
また、新しい種のためか、なかなか情報が少なく手探りでの栽培となります。
引き続き栽培記録をお伝えしていきますので、少しでも皆さんの参考にしていただけると幸いです。
以上、いがぐりボーイでした。