【食虫植物の冬越し】衣装ケースで自作するお手軽簡易温室!


皆さんこんにちは!
趣味で食虫植物の栽培をしている会社員「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
夏にホームセンターで販売されている食虫植物!

今年購入された方もいらっしゃるのではないでしょうか?
食虫植物は春から秋にかけて成長するものが多く、特別な設備がなくても栽培可能なものも多いです。
しかし、食虫植物の中には寒さに弱いものもあり、何も対策しないと冬に枯れてしまう可能性があります。

特にウツボカズラは冬対策が必須です。
そのため、冬は温室等で加温や加湿といった対策が必要となるのです。
ちなみに現在私が使用している簡易温室がこちらです。

金属ラックにアルミシートを巻いただけのシンプルな作りなので、温室を自作したい方にオススメです!

ただ、植物の数も少なく、ここまで大きなものが必要ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんな方にオススメなのが、衣装ケースを使った簡易温室です。
市販のグロウテントと比較して値段も安く、場所も取らないので温室デビューとしてオススメです!
この記事では以前私が使用していた衣装ケース温室の作り方を紹介します!
この記事は
そんな方にオススメの内容となっています!

食虫植物ごとの冬越し方法はこちら!

私が使っていた衣装ケース簡易温室
早速ですが、以前私が使用していた衣装ケース温室がこちらです。

これはホームセンターで販売されている衣装ケースを使用しています。
食虫植物の栽培には温度と湿度が重要なポイントとなりますが、衣装ケースはどちらも保つことができます!

育ててる植物が少ないうちは一番オススメな冬越し方法です!
材料と作り方
作り方は簡単で、衣装ケースに下記のものを取り付けるだけです。
それぞれの役割と使い方を紹介していきます!
衣装ケース
ホームセンターで販売されてるごく普通の衣装ケースです。
サイズも豊富なので、植物の数や栽培スペースに合うものを選びましょう。
私は幅44×奥行74×高さ43cmのものを使用しました。

衣装ケースを2つ使用し、上下逆さにして重ねることでさらに高さを出すこともできます。
水槽用LEDライト
食虫植物を育てるうえで光はとても重要です。
室内では日照が期待できないので、水槽に使用するように衣装ケースの上に乗せて光を確保します。

水槽用ヒーター
加温と加湿を同時に行います。
耐熱性のある容器に水を入れ、その中に投入します。
温めた水によって加温・過湿を行います。
水槽用のエアーポンプ
水槽用ヒーターの故障防止として水を動かすため設置します。

常に草体が水浸しになると病気の原因になってしまいます。
PCファン
植物にとって通気はとても大事です。

温室内の空気を動かすための換気扇として設置します。
衣装ケースに桐かはんだごてで穴をあけて中の空気を吸い出せるようにします。

猫除けマット
100円ショップで販売されているものです。
温室内は高温多湿なため、水滴が底に溜まります。
水につからないよう逆さにした猫除けマットの上に鉢を並べます。
温湿度計
温度と湿度を管理します。

まとめ
今年栽培を始めたばかりの方に一番オススメなのが衣装ケース温室です。
正直、植物の数が増えるとすぐに限界が来てしまいますが、栽培数が少ないなら作って損はないかと思います。

栽培数が増えてきたようでしたら市販のグロウボックスや金属ラックを使用した自作温室の導入もオススメです!

ぜひ皆さんもこの温室で冬も食虫植物の栽培を楽しみましょう!
以上、いがぐりボーイでした。