モウセンゴケの植え替え方


皆さんこんにちは!
私は3年ほど前から食虫植物の栽培をしている「いがぐりボーイ」です!
このブログでは初心者向けの食虫植物の栽培について紹介していきます!
キラキラした粘液が特徴的な食虫植物「モウセンゴケ」!

今年の夏に購入して育てられている方も多いのではないでしょうか?

私も今年の夏はホームセンターやイベントでたくさん購入しました!
食虫植物の中でも比較的育てやすく、初心者にもオススメです。
ただ、いくら育てやすいとはいえ、やはり日ごろの手入れは必要となります。
特に用土は時間が経つにつれて劣化してしまうので、定期的な植え替えが必要となります。

食虫植物の植え替え・・・
難しそうだな・・・
そんな方に向けて、今回はモウセンゴケの植え替え方法を紹介します。
皆さんもぜひ植え替えにチャレンジしてみましょう!

今回もホームセンターや園芸店で購入できる種類に絞って紹介します!
- モウセンゴケを育てている方
- 今年からモウセンゴケ栽培を始められた方
- モウセンゴケを元気に育てたい方

モウセンゴケの育て方を確認されたい方はこちら!
モウセンゴケってどんな植物?
モウセンゴケの特徴

モウセンゴケはモウセンゴケ科、モウセンゴケ属に分類される植物です。

詳しい育て方はこちら!
モウセンゴケの虫の捕まえ方

モウセンゴケはいわゆる「粘着式」という方法で虫を捕らえます。
葉からは無数の腺毛が生えており、その先端から粘着性のある液体が分泌されています。
虫が触るとくっついて動けなくなり、そのまま消化吸収されます。
植え替えの前に
時期
生育が始まる3~4月ごろがベストとされていますが、必ずこの時期でないといけないわけではありません。
少なくとも真夏の暑い時期は避けるようにしましょう。
また、用土として使用する水苔は次第に劣化していくので、1~2年で植え替えが必要です。
用意するもの
用土
モウセンゴケもいろいろな用土が使用されますが、迷ったら水苔をオススメします。

乾燥した状態で販売されているので、使用する前の日から水にさらして戻しておきましょう。
水苔は余っても再び乾燥させれば再利用できるため、少し多めに戻しておきましょう。
鉢底石
水苔が直接腰水につかると劣化を速めてしまうので、鉢底には鉢底石を敷きます。
食虫植物の鉢底石には日向土の中粒がよく使われます。
使用前には細かい粉塵を水で流しておきましょう。

新しい鉢
特にこの鉢でないといけない、といったことはないので、好きな鉢を使いましょう。
私は並べやすさと通気性が優れた「プレステラ90」を使用しています。

横に切り込みの入ったいわゆる「スリット鉢」は通気性がよく管理もしやすいため、初心者の方にもオススメです!
いざ植え替え
今回はこのモウセンゴケ「D.spatulata」の植え替えを行います。

水苔に藻が生えて緑になり、雑草まで生えています。
その影響なのか、最近元気がなかったので早速植え替えます。
植え替え手順
鉢に鉢底石を敷く

あらかじめ鉢の半分くらいまで鉢底石を敷いておきましょう。
細かい粉塵がついている場合はこの段階で水で流しておきます。
古い用土を外す
現在使用している用土を外していきます。
購入時によく使用されている黒っぽい土(ピートモス)であれば、水に浸すことで比較的簡単に取ることができます。
今回は水苔に埋まっているので、少しづつ丁寧に取り外します。


食虫植物の根は貧弱なので、引きちぎらないように気を付けましょう。
水苔で包む
むき出しにした根っこを水苔で包みます。
植え込む鉢の大きさを考慮しつつ、水苔を足していきましょう。

鉢に植え込む
鉢の大きさ近くまで水苔を足したら軽く水を絞って鉢に植え込みます。
その際、鉢内に隙間ができないようにギュッと下に向かって軽く押し込みます。
植え込んだ後に少し水苔が足りず、鉢との間に隙間が空くようなら少しずつ水苔を足しましょう。
完成!

植え替え完了です!
もとの場所に戻しましょう!
おまけ:経過観察
植え替えから4日後の状態です。
少しずつ粘液も出てきました。

まとめ
今回はモウセンゴケの植え替え方法を紹介しました。
モウセンゴケはとても多くの種類が存在しているのですべてが当てはまるわけではありませんが、ホームセンターや園芸店で購入できるものであれば、今回の植え替え方法をぜひお試しください!

ぜひ皆さんもモウセンゴケの植え替えにチャレンジして長く元気に栽培していきましょう!
また、皆さんの栽培環境もコメント欄から教えていただけると幸いです!
以上、いがぐりボーイでした。